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27時間テレビ

フジテレビが総力をあげる、年に1度のお祭り番組「FNS27時間テレビ」が、今年も放送!! 刷新されてからの第1弾の放送(2017年)では、それまでの放送形態や濃いめのバラエティ色を一新し、お勉強要素を取り入れた「にほんのれきし」をテーマとした番組構成となりました。 第2弾の放送(2018年)では、「にほん人は何を食べてきたのか?」をテーマに、“日本の食文化”から見る“にほんのれきし”に迫る内容でした。 そして今回放送の第3弾(2019年)では、3年ぶりに生放送中心の放送形態に戻り、「にほんのスポーツは強いっ!」をテーマに、スポーツをさまざまな角度から掘り下げていく内容となっています。 名古屋オーシャン野球教室も、毎シーズン合宿を開催していますが、一回毎にテーマが決まっています!! そして、もうすぐ冬の合宿が始まります。子供たちの成長の貴重な機会、名古屋の野球教室の中でもトップクラスの充実感だと思います。

“27時間テレビとは?”

2019年11月2日(土)・3日(日)の2日間!! フジテレビでは年に1度の大型番組「FNS27時間テレビ2019」を放送しています。 この「FNS27時間テレビ」とは、1987年にスタートしたフジテレビの長時間特別番組で、名称の変遷はあるものの、2003年からは「FNS27時間テレビ」と冠され放送されてきたものです。 そもそも「27時間テレビ」は、日テレの「24時間テレビ」のパロディをコンセプトに、バラエティー番組として企画されたものなんです。当初は1回限りだったといわれていますが、思いのほか視聴率がよく、以降毎年恒例となりました。 しかし、年を追うごとに本家とは視聴率でも話題性でも、大きく水をあけられてしまっているのが現状です。 余談ですが、2019年8月24日(土)・25日(日)に放送された日テレの「24時間テレビ42」は、平均視聴率16.5%、瞬間最高視聴率は駅伝アンカーのいとうあさこさんのゴール直前、39.0%を記録しました。 この

「FNS27時間テレビ」は、刷新されてからの第1弾(2017年放送)から視聴率低迷や社長交代の影響で、それまでの濃いめのバラエティー色を大胆に一新し、お勉強色の強い「にほんのれきし」と題したテーマで放送しました。 これは、ビートたけしさんがMCを引き受ける条件として、自分の好きな歴史モノを扱うならOKと無茶ブリをしたから…という話もあるようです。 そして、刷新してからの第2弾(2018年放送)では、「にほん人は何を食べてきたのか?」をテーマに、“日本の食文化”から見る“にほんのれきし”に迫る内容でした。 今回の、刷新されてからの第3弾となる2019年放送「FNS27時間テレビ2019」は、にほんのスポーツは強いっ!をテーマに、スポーツをさまざまな角度から掘り下げていく内容となっています。 2020年の東京オリンピックを受け、スポーツ熱が高まっている昨今なので、ベストなタイミングのテーマかもしれません。 ちなみに、鳴り物入りで刷新された第1弾(2017年)の「FNS27時間テレビ2017」の平均視聴率は8.5%、第2弾(2018年)の「FNS27時間テレビ2018」は平均視聴率7.3%で、過去最低の視聴率を記録。この回の最高視聴率は「サザエさん」放送中終了間際に記録した15.4%でした。 なお、「FNS27時間テレビ」といえば、フジテレビの系列局も制作に参加し、グループ一丸となって盛り上がる雰囲気がありました。しかし、第1弾・第2弾ともに「ほとんどの企画が事前収録」となっており、地方局との連携、生放送の緊迫感やハプニングはほぼなくなった形になっています。 これでは、27時間テレビを放送する意義はあるのか?と、感じた視聴者も少なくなかったでしょう。それが視聴率に現れた形となったと言えるのではないでしょうか。 これを反省したのか、第3弾となる今回の「FNS27時間テレビ2019」は、3年ぶりに生放送中心の放送形態に戻りました。さらに、各地方局との連携も入れば、前回・前々回よりは幾分“マシな”番組となるのではないかと、期待を持ちたいところですが、果たしてどうなるでしょうね。

最後に

普段、気にせず見ているテレビですが、準備から始めるまで、いろいろ思惑や、理想があり、そして実現していきます。 名古屋オーシャン野球教室では、地域の方々とどう密になっていくのかを考えたり、この名古屋野球教室をどう発展させていくのか、を考えています。 どんな思惑でも、私たちの野球教室は、子供の成長、自立、笑顔が第一です!! それを共感してくれる人たちと共に大きくしていきたい。 まずは、目の前の冬合宿で、多くの笑顔、多くの成長に尽力したいと思います!!

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井上尚弥VSノニト・ドネア

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝は11月7日にさいたまスーパーアリーナで行われ、WBA・IBF王者・井上尚弥がWBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)と激突しました。バンタム級最強決定戦がイギリス最大の衛星放送「スカイスポーツ」でも中継され、 どのスポーツでも、スポーツじゃなくても日本人が活躍し、注目されるのは嬉しい事です。 当クラブの名古屋野球教室OCEAN(オーシャン)BCでも世界に注目されるような野球教室にしていきたい!! その前に、総合型地域スポーツクラブを掲げている以上、まずは地域から注目される取り組みをしていかなければなりませんね。

PFPで世界4位にランクイン!!

井上尚弥はボクシング界で最も見事なチャンピオンの一人と認知されている。モンスターのニックネームの持ち主で、フアン・カルロス・パヤノ、エマヌエル・ロドリゲスを倒し、ドネアとの対決を控える事になる戦いぶりを称えました。 リング誌選定の「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」で4位に君臨する井上を数々の王者の中でも別格の存在として海外ボクシング界から評価されています。今回のドネアとの試合はアジアの新旧王者対決で全世界注目のメガファイトとなりました。 オーシャンベースボールクラブでも海外の子供たちや海外の方達との交流を今後持たせればと思います。 国ごとで習慣が違ったり、感性が違うところで、いろんな事を吸収出来るものがあると思います。 子供たちには際限がない様々な経験をさせてあげたいのはクラブの目標です。

さいたまスーパーアリーナで初の兄弟世界戦

 ボクシングの大橋ジムは26日、都内のホテルで会見し、所属するWBA&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥と5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が激突するワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)の決勝が、11月7日にさいたまスーパーアリーナで開催されることを正式発表しました。WBAはドネアのスーパー王座と井上の正規王座の統一戦、IBFはタイトルマッチとなります。 決戦を前に、井上とドネアが再会しました。都内のホテルで行われた会見ですが、先に尚弥、拓真が会場入りし、後から入ったドネアが握手を求め、笑顔で対応しました。紺のスーツにネクタイを締めた井上は大橋会長と並んで座り、米国から駆け付けたドネアはマネージャーであるレイチェル夫人を連れ立って出席しました。

試合前の会見では

 井上はWBSS決勝について「今後、最大キャリアになる。次のキャリアにどんなに大切か自覚している。皆さんの期待もわかっています。自分が一番、戦いたかった選手。この決勝で戦えることが嬉しい。自分も持っている力を出し切り、優勝してアリトロフィーを獲得したい」とライバルを前に堂々宣言しました。  
昨年10月に横浜アリーナで行われたフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)戦で井上が見せた鮮烈な70秒KO劇で開幕したバンタム級大会。一気に世界的に知名度を高めたモンスターは、事実上の決勝と呼ばれた今年5月の準決勝でも、無敗のIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を259秒KOでリングに沈めました。世界のボクシングファンのみならず、選手や関係者までもその強さに注目を集めました。  
相手に不足はない。本場・米国で数々のビッグマッチを制してきた5階級制覇王者のドネア。昨年11月にライアン・バーネットを下し、WBAスーパー王座を奪取すると、4月の準決勝でもステフォン・ヤングを左フックでなぎ倒しました。「フィリピンの閃光」と称される一撃必殺の左フックは36歳になっても健在で、10歳年下の井上にとって過去最強の相手となります。  5月にスコットランド・グラスゴーのSSEハイドロで行われた井上とロドリゲスの試合を、ドネアはリングサイドで観戦。試合後はリングに上がり、互いに顔を合わせるフェイスオフを行いました。互いに敬意を払うように笑みを浮かべ、この日の会見で3か月ぶりの対面となった。  
尚弥の弟でWBC世界同級暫定王者・拓真が、正規王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)との王座統一戦を行い3−0の判定で残念ながら負けてしまいました。試合までは「前から目標としていた兄弟のダブル世界戦。今まで以上に楽しみですし、負けられない。やっぱり過去最強の相手と言っても過言じゃない。好戦的で気持ちの強さもある。五輪も2回出ているし、過去一番強い選手。兄弟でバンタム級制覇も大きな意味合いがある。僕も正規王者になりたい気持ちもすごい強いです。11月7日は兄弟でバンタム級を制覇したい」とコメント。その仇を取るかのように兄の井上尚弥選手のドネア戦では鬼気迫る気迫が伝わってきました。
  クロススポーツクラブでも兄弟で通っている子、兄弟がいる子が多くいます。 お互い違う道を歩む事もあれば、同じスポーツで切磋琢磨する事もあります。 私たちのクラブでも兄弟で活躍してくれる何かを期待しています!!

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ハロウィンの豆知識!!

昔はあまり盛大ではなかったという、ハロウィンイベント。最近は愛知県名古屋市でも多いに盛り上がっていますね! 名古屋オーシャンベースボールクラブのハロウィンはまだまだこれから!! 二週間続きますよ!

ハロウィンの時にどうして仮装するの?

ハロウィンになると先祖の霊と一緒に悪霊もやってきて、人間たちに悪運をもたらしたり、いたずらをするため、魔女、ゴースト、ゾンビ、ドラキュラ、ガイコツ、黒猫、狼男、フランケンシュタインといった恐ろしい怪物や怖いものに仮装し、悪霊を怖がらせて追い払うのが習わしになっています。また悪霊と同化することによって、悪霊がもたらす災いを遠ざけるという意味もあるようです。 日本ではハロウィンイベントで仮装パレードやコンテストが行われ、個性豊かな仮装を楽しんでいます。 私たちのスクールでも、ユニホームを着ています。これは、名古屋オーシャンベースボールクラブを知ってもらう。当クラブが通ってる子供は挨拶が出来て元気で、思いやりのある子供たちという風にわかってもらうためでもあります。

ハロウィンの合い言葉、トリック・オア・トリートとは?

ハロウィンといえば、魔女やモンスターに扮した子どもたちが街を練り歩き、「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!)と玄関先で声をかけてお菓子をねだる風景が名物。「トリック・オア・トリート」と言われたら、大人たちは「ハッピーハロウィン!」と答えて、お菓子を渡すのがルールになっています。もし、お菓子をあげなかったら本当にいたずらされちゃうかも!? お菓子は悪霊を追い払うなどの意味があるそうです。 日本では家をまわる風習は定着していませんが、家族や友達とのハロウィンパーティやイベントに参加する時に、キャンディーやチョコレートなどの小さなお菓子を用意して交換し合うのも楽しそうですね。

ハロウィンの伝統的なゲーム、アップルボビングとは?

日本ではまだそれほど馴染みがないかもしれませんが、本場のハロウィンではパーティなどの余興として「アップルボビング」という伝統的なゲームを楽しんでいます。水を入れた大きめのたらいにリンゴを浮かべ、手を使わずに口でリンゴを取る遊びで、ハロウィンとリンゴの収穫時期が重なっているため、このゲームが誕生したそう。競い方は、1つのリンゴを取るまでの時間を競う場合と、時間内に取れたリンゴの数を競う場合の2パターン。ハロウィンパーティのゲームに取り入れると盛り上がるかもです! 名古屋オーシャンベースボールクラブでも、新しいメニューを取り入れています。 同じに見えても目的が違ったり、いろんなパターンの練習方法があります。 新しく覚えるためにそうしたスタイルで子供たちの好奇心も増していきます。

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侍ジャパン、ベネズエラに勝利!!

侍JAPAN! ベネズエラに逆転勝利!!
中日ドラゴンズの大野雄大投手も選出されました!活躍を期待したいです。 ただ、野球の国際大会「第2回WBSCプレミア12」がいまひとつ盛り上がっていないんです。日本代表・侍ジャパンも今大会に参加し、1次リーグB組が行われる台湾で最終調整に励んでいます。5日のベネゼエラ戦からスタートし、6日にプエルトリコ、7日には台湾と戦う。この1次リーグで上位2チームに入れば、日本で行われるスーパーラウンドへ進出することになるりますが、侍ジャパンの面々からは現状で「何が何でもやってやるぞ」というような威勢のいい言葉があまり飛び出していないように思えます。そんな空気感を察しているからこそ世の中の人たちもあまり興味が沸かないし、どうしても話題になりにくいのではないでしょうか。 3歳から6年生まで教えている名古屋野球教室オーシャンベースボールクラブとしては、やるからには何がなんでも、という気持ちでやってほしいですね。目標に向かってチーム一丸で向かっていく姿を、子供たちにも見せてほしい。  

東京オリンピックについて

今大会は参加する国々にとって東京五輪出場権をかけた戦いでもあります。しかし、侍ジャパンは開催国のため東京五輪への出場はすでに無条件で決定済みなんです。だから他の参加国に比べて重圧は圧倒的に少なく、今大会を制覇する意義についてもやや見つけにくい状態となっています。ホスト国として「プレ東京五輪」の今大会で優勝し、来年夏の金メダル奪取に弾みをつける。チームを率いる侍ジャパン稲葉篤紀監督はこうしたテーマを代表メンバーの面々に掲げながらプレミア12初制覇を目指しているが、気の毒なことに笛吹けど踊らずの感が否めません。

名古屋市の野球教室オーシャンベースボールクラブですが、大きく見れば、日本の子供たちです!そして、その代表は、みんなの見本にならなければなりません! 私たちが教えてる指導を、間接的に日本選手が実戦して欲しいものです。  
 NPBが母体となって侍ジャパンを引っ張っていながら特に今大会に関しては、プロ野球セ・パ12球団すべてから後押しを受け切れていない状況も大きなマイナス要素になっています。  
今年のプレミア12は過去の国際大会と比較して侍ジャパン史上、最も多くの参加辞退者が出たと言っても過言ではありません。コンディションが悪くてどうしても出られないケースが大半だと信じたいですが、その中には『本当にケガをしているのか』とツッコミを入れたくなるような選手がいるのも事実です。それとは別に『大会参加による疲労蓄積やケガの誘発を不安視され、球団の中から出場ストップをかけられているのでは』と色眼鏡で見られているケースもあります。  一部の球団ぐるみで今大会出場に「NG」を出したのではないかと疑念を向けられている例や、それ以外にも複数の選手がプレミア12どころか侍ジャパンへの参加そのものに興味を失って断りを入れたとの未確認情報まで球界内では飛び交っています。それぞれの信憑性は別にしても、これまで輝いていたはずの侍ジャパンのブランド価値が球界内で低下しつつあることだけは間違いないようです。  そして今大会の開幕直前には侍ジャパンに参加するリスクについて一考を余儀なくされそうなアクシデントが起こりました。開幕直前の強化試合・カナダ戦で死球を受けた秋山翔吾外野手(西武)が右足第4趾基節骨骨折と診断され、チームから無念の離脱へと追い込まれた一件です。海外FA権を行使し、今オフ中のメジャーリーグ移籍を視野に入れていることから秋山にとっては文字通り痛恨の足かせとなってしまう可能性も出てきてしまいました。  いくら秋山本人がメディアを通じて『(侍ジャパンに参加したことに)後悔はない』と口にしても、大ケガを負ってしまった事実は変わりません。  これを機に侍ジャパン参加中に負傷すれば今後、所属チームでのプレーに影響を及ぼすような形になってしまったら元も子もないと多くの選手が考えるようになっていくでしょう。しかも侍ジャパンでケガをしてしまったとしても、基本的に何らかの補償があるわけでもありません。こう考えると秋山の負傷は、侍ジャパン招集にあたって白羽の矢を立てられる選手たちが躊躇する流れを作り出すきっかけになるかもしれません。  

代表チームの招集が難しい野球会


 他のスポーツと違って、野球の代表チーム招集は非常に難しい。来年夏に行われる東京五輪は例外としても、基本的に侍ジャパンの国際大会や親善試合はシーズンの開催期間を除くタイミングで組まれています。だから今の侍ジャパンの選手たちはまだプロ主体の代表チームが結成されていなかった時代に比べれば、所属チームと代表で合わせた試合出場数が圧倒的に増えたことで身体にはかなりの負担もかかっていると思われます。それだけ疲労が増せば、当然ながら秋山翔吾外野手(西武)のように大けがを負ってしまうリスクも念頭に置かなければいけない。 こうした〝負の流れ〟に歯止めをかけて改善の方向へと進めたいのであれば、このプレミア12やWBCなど国際大会の開催時期をシーズンの開催中に組み込みように働きかけるなど、選手たちをタイトなスケジュールによって忙殺させないようにする工夫も必要になってくるでしょう。  

 加えて侍ジャパンへの参加した選手に対し、もう少しまともな優先順位を与えるべきです。このプレミア12やWBCなど国際大会への出場には〝謝礼レベル〟の薄給しか用意されないとの話も伝わっており、プロと二足のわらじを強いられる大変な役回りの割には明らかに見合っていないという現状もあります。選手たちが侍ジャパンへの参加に強い魅力を感じるような土台作りを再度行っていくことは急務だと思います?  これらの足がかりを作る意味でも侍ジャパンは何とか5日の初陣からフルスロットルで熱い戦いを見せ、世界一に突き進んでほしい。いざ、フタを開けてみればプレミア12は大きく盛り上がっていたという流れになれば侍ジャパンにとって東京五輪・金メダル奪取へのプロローグとなります! 大人も子供も、環境が大事。しかし、ラグビーW杯のような強い意志を持って、日本を背負って欲しいと思うばかりです。 これから、名古屋野球教室のオーシャンベースボールクラブも地域との交流が増え、背負っていくものも多くなるでしょう。その中で応援されるチームになるには、大きな意思が必要になります! 手本となる日本代表を期待します。

WorldTryoutとは?

元プロ野球選手やマイナーリーガー、アマチュア選手が集合し新たな野球のトライアウトイベントこそが「WorldTryout」
もうすぐプロ野球のトライアウトが始まりますね!! もう一つのトライアウトがあるのをご存知ですか?  日本の野球界のトップであるNPBに入るための道は狭く、スカウトの目に映らなければそのチャンスすらつかめないのが現実です。しかし、高校時代に無名だった選手がプロ入り後に開花することがあるように、環境やタイミングが悪く発見されないまま埋もれている原石も多くいます。

目的

 選手が自らアピールする機会を創設しようと、トライアウトイベント「WorldTryout」というのが今年から新たに開催されます。 イベントを主催するが株式会社WorldTryoutの代表取締役CEOで、研究者との二足の草鞋を履く加治佐平さんです。 イベントの趣旨、そしてそこに思いを紹介します!! イメージは「スポーツのオーディション番組」 今年の11月30日、明治神宮野球場にて「WorldTryout」が開催されます。戦力外通告を受けた元NPB選手、27歳までの独立リーガー、大学・高校のアマチュア選手、そしてMLBのマイナーリーガーと、カテゴリーの異なる選手が一堂に会し、NPBやMLB入りに向けたトライアウトを行うのが同イベントの目的です。  

元プロ野球選手、マイナーリーガー、予選を通過したアマチュア選手・独立リーガーの3チームに分かれ、元プロの監督による采配で5~7イニング制の試合で自身の長所をアピールしたり、ホームラン競争も行われるなど、観客が楽しめる内容になっていることが特徴でもあります。NPB12球団のトライアウトでは、1-1からのシートバッティング形式で対戦できる人数も限られ、不完全燃焼で終わる選手も少なくないでしょう。また、いくらインターネットなどで情報が手に入りやすくなったとは言え、無名のアマチュア選手がスカウトの目に留まる機会は限られています。 そうした選手が上へとはい上がるチャンスをつくるのがこのイベントです。  

そのため、試合では代走は何回でもOKとするなど、その選手の長所を最大限にアピールできるようなルールにしたり、監督にも勝敗ではなく各選手の長所を生かす采配に徹してもらおうと言う趣旨です。また、甲子園のような大舞台が選手を成長させるように、元プロやマイナーリーガーと対戦することはアマチュア選手にとって大きな経験になります。  NPB各球団のスカウトの目に留まった場合、元プロとマイナーリーガーは契約し、翌年の春季キャンプから参加することができます。アマチュア選手はドラフト会議が終わっているため、1年間は海外や独立リーグで武者修行することになります。  

イベントとしての認知

このイベントのイメージは昔のテレビ番組の『ASAYAN』や『ガチンコファイトクラブ』のような「スポーツのオーディション番組」。私自身もそうなのですが、12球団合同トライアウトが平日にもかかわらず多くの観客を集めているように、無名の選手が元プロに食らいついたり、戦力外通告を受けた選手がもうひと花咲かせようと意地を見せる姿は、人々の共感を呼びます。  そこでさらに見ている人が楽しめるような内容として集客できるイベントとなれば、今年は1日限りの開催ですが、土日の2日間にしたり、関東と関西で行ったりと、選手たちのアピールの場をより増やすことができるでしょう。  

WorldTryoutの共同創業者である田中聡さんは、法政大4年時にドラフトにかからず、アメリカ独立リーグのトライアウトを受け1年間プレー。帰国後、日本ハムの入団テストを受けて合格し、2年後に戦力外となって12球団トライアウトを受け阪神に入団したという、3回トライアウトを受けた経歴の持ち主です。  そうした経験から野球選手にもっとチャンスがあればという思いを抱いていたこと、またマイナーリーガーの中でNPBに挑戦したいという選手が少なからずいることを知ったことで、このイベントのコンセプトを考えついたそうです。野球界への恩返しになればとの思いで賛同したそうです。 “周囲のサポートで神宮のマウンドへ”  もともと予防医療に携わるベンチャー企業の最高研究開発責任者を務め、現在も徳島大で癌やアルツハイマーの早期発見にかかわる研究を行っている加治佐さん。そんな経歴の人物がなぜ野球のトライアウトイベントを主催するに至ったかについては、大学時代の経験が影響しています。  鹿児島のラ・サール高出身で、入学当時は軟式野球部しかなかったが、甲子園へのあこがれから硬式野球部をつくったそうです。3年夏に初めて公式戦に出場し、大学でも硬式野球を続けたいと思い、早稲田大の野球部に入部したのです。  

しかし、オフに地元へ戻ったところ、高校の監督から「野球部をつくったエースがそれでは後輩に示しがつかない」と、東大への再受験を勧められ、早稲田大を退学し、翌年東大に編入しました。  そこで再び野球部に入ろうとしたが、当時は一度野球部に所属した者は他大学の野球部に所属できないとの規定があったのですが、周囲の方の後押しによって部員として認められ、2年時から公式戦に出場できることになりました。念願の神宮のマウンドでも投げることができたが、当然、両大学関係者、連盟に大変な迷惑をかけてしまい、自身の知らないところで動いてくれた方も多くいました。大学卒業後は見る側になりましたが、いつか野球界へ恩返しをしたいという思いをずっと抱いたんです。 『引退選手やスポーツ医科学などのさまざまな分野への支援を“』 周囲の支援により野球を続けられた経験が、「WorldTryout」の理念に息づいています。ただ、支援の対象は現役プレーヤーだけではありません。今後の展望として、引退を決めた選手や、医療や科学の立場から野球に携わる研究者など、野球界広範の人々をサポートしていく展望を見据えています。

もう1つの目的

WorldTryoutの2つ目の柱が引退した選手のキャリア支援です。  現在、セカンドキャリアという言葉にはネガティブなイメージがつきまとっています。しかし、例えば育成選手が一般企業で1000万円プレーヤーになることはキャリアアップと言えるでしょう。実際に保険業界では、元プロ野球選手として名を広めながら、同時にスキルアップして成功を収めている方が多くいます。  そのように、新しい業界で活躍できるスキルを身につけるためのサポート行っています。中にはどうしても野球に携わりたい方もいるはずです。そうした方には、経験を生かした起業の支援もあり得るでしょう。  ゆくゆくはトライアウトイベントの同会場でアスリートを対象とした就職イベントを開催するなど、人材派遣会社と協力した企業と元アスリートのマッチングも視野に入れています。  3つ目の柱はスポーツサイエンスの支援です。  これまで予防医療として涙などの体液で血糖値やアドレナリンを測るセンサーの開発を行っており、これを野球に生かしたいと考えています。  例えば、緊張感のある試合中は練習時よりも多量のアドレナリンが出るため普段以上の力を発揮し、それが故障の要因になることがあります。つまり、試合時のアドレナリンを計測することが故障予防につながるかもしれません。  実際の試合で機械をつけ計測することは許されないでしょう。しかし、勝敗の関係しないトライアウトでならば、そうした計測も不可能ではありません。実際に、今年のトライアウトから承諾を得た選手にはセンサーをつけて試合に出てもらう予定です。20年間行ってきた研究と、好きな野球が融合することは、大きな喜びになります。 研究だけでなく、動作解析を行っている方など、さまざまな研究者にベンチに入っていただいき、活用してもらい。高校生から、元プロ選手、外国人選手と、さまざまな選手を対象としたデータを収集できる貴重な場となり、こうした点からも野球界の発展に寄与できればと思いで動いています。

最後に

さまざまな希望を抱いてはいますが、WorldTryoutの第一義はプロ野球界を目指し真剣勝負する場を増やすことです。  そのためにも、まずは今年のイベントを成功させ、野球ファン、関係者にこうした場があること知っていただき、それが今後の継続、そして発展につながっていくと期待しています。 クロススポーツクロスも様々な取り組みをし、これから様々な挑戦をしていこうと思っています。 名古屋オーシャン野球教室も野球を通じて社会に通用する人間の育成を目的としています!! それぞれ野球を通して社会に貢献できるように願い、今回のイベントは大注目です!!!