野球はどこで生まれたのか!?

 野球は1845年にアメリカのニューヨークにあるニッカボッカー・ベースボール・クラブという社交クラブで、20個の項目からなるルールが作られたのが始まりです。クラブの一員だったアレキサンダー・カートライトがそのルール作りに大きくかかわったとされていることから、アメリカではベースボールの父と呼ばれています。

 カートライトのルールのもとになったものは、イギリスの子供たちが親しんでいた遊びです。この遊びはラウンダースなどと呼ばれアメリカに伝わって発展しアメリカの北東部で野球に似たゲームとなって、盛んに行われるようになりました。そのため正しくはベースボールはイギリスから伝わった遊びをもとに、アメリカで誕生したスポーツということになります。

 もっと古い起源でいくと、エジプトから始まった、ヨーロッパから流れてきた、など諸説あります。しかし、今のような野球というものを作ったのは、アメリカと言えるのではないでしょうか。

“日本に入ってきたのはいつごろ?”

 日本にベースボールが伝わったのは1872年のことで、約150年の歴史があります。アメリカ人教師のホーレス・ウィルソンが第一大学区第一番中学(現在の東京大学)の生徒に教えたのが、始まりだといわれています。

 ベースボールはやがて学生たちの間で人気となり、当時の大学同士で対抗試合などが盛んに行われ次第に子供たちにも広がっていきました。また野球が入ってきてしばらくはベースボールと呼ばれていましたが、中馬庚という人が野原でやる球技ということから1894年に野球と名付けられました。

 当時は上流階級のスポーツとして行われていたそうです。現在はいろんなスポーツがありますが、野球というスポーツをいつまでも発展させていきたいですね。

“甲子園の歴史とその始まり”

野球が伝わったころは主に大学生の間で人気が出ましたが、やがて年代や地域を超えて広がっていきます。そして1915年(大正4年)旧制中学(現在の高校)の選手たちにとって初の全国大会となる、夏の選手権大会(全国中等学校優勝野球大会)が開かれ1924年には春の選抜大会(全国選抜中等学校野球大会)が開かれました。これが、現在の全国高等学校野球選手権大会、選抜高等学校野球大会の始まりと歴史です。夏の選手権大会が1953年から、春の選抜大会が1954年からテレビで生中継されるようになってからは次第に高校生の大会という枠を超えて、国民的な大会となっていきました。

 第一回の春の甲子園は名古屋の鳴海球場という記事を読んだ気がします。名古屋オーシャン野球教室でも、鳴海球場を使ってイベントが出来ればと思っています。

“日本のプロ野球の始まりと歴史”

 1934年(昭和9年)アメリカからベーブ・ルース選手など一流選手が来日し、日米野球大会が行われました。日本の人気選手たちとの夢の対戦が行われ、大きな人気を集めました。これがきっかけとなってまだプロ野球がなかった我が国にも、プロの誕生を望む声が高まり1934年にプロ球団が誕生しました。そうしてできたのが大日本東京野球倶楽部(のちの東京巨人)でした。その後次々と球団が誕生し、1936年には合計7つの球団ができ日本職業野球連盟が設立されプロの公式戦が始まったのがプロの歴史です。

 この頃からある球団は名前は変われど歴史の長い伝統ある球団です。名古屋オーシャン野球教室もこれくらい長く続き、多くの子供達に野球と関わってもらえたら嬉しいです。

“世界の野球事情はどうなっているのか”

 IBAFは、世界各国の野球連盟が加盟する国際組織です。116の国と地域が加盟していて、世界のエリアによって5つの連盟に分かれています。アメリカで誕生した野球は、アメリカでは4大プロスポーツの一つとしてサッカーなどよりもはるかに人気があります。またアメリカの近くの国々(メキシコ・キューバ・ドミニカ共和国)でも盛んに行われています。日本・韓国・台湾といった東アジアでも盛んで、プロリーグもあります。

一方サッカーがとても盛んなヨーロッパでは、人気がサッカーに押され気味です。しかし国の数が多いこともありヨーロッパの連盟には39か国が加盟していて、IBAFでは最大の加盟数になっています。同じようにアフリカも国の数が多い地域ですが、専用の球場を作るためにお金がかかりいくつもの用具が必要となるため、経済的に厳しいアフリカではなかなか普及が進まず加盟数は17か国にとどまっています。

 ヨーロッパやアフリカなどでは、あまり野球の話は聞きませんが、一度注文してみるのも面白いかもしれません。そして、名古屋オーシャン野球教室も世界進出して、子供たちの野球教室を世界に広めていきたいです。

“世界の中での日本の野球の立ち位置”

 アメリカのメジャーリーグでは、日本で活躍した選手が入団して頑張っています。メジャーリーグから日本にやってくる選手も少なくはありません。1990年代からメジャーリーグには、アジアを含めた世界中から優秀な選手が集まるようになりました。そこで各国のプロ・アマリーグの選手たちによる国別対抗戦を実現させることで、メジャーリーグを世界に広め野球をもっと盛んにしようと考えその結果IBAFに認められた、WBCの第一回大会が開催されています。

 WBCに招待された16か国は主にメジャーリーグに選手を送っている国です。このメジャーリーガーを中心としたWBCという一大イベントをオリンピックに代わる国際大会として、育てたいと考えています。日本選手は毎回出場して輝かしい記録を残しているところです。

 今年は逆にオリンピックの年でした。どの世界大会も白熱し、熱狂します。国ごとに野球のスタンスが違ったり、野球のルールの中でそれぞれの戦い方をするのが見どころでしょう。プロ野球が始まれば、球団ごとの特色などをみながら観戦して見てください。

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甲子園の歴史

 阪神タイガースの本拠地だけでなく、高校野球の聖地としても有名な甲子園!!伝統ある球場ですが、その歴史は意外と知らない人が多いのではないでしょうか?甲子園内に甲子園歴史館がオープンされていますが、来場する前に基本情報を押さえておきましょう。甲子園球場の歴史、その基本を紹介します!

 名古屋オーシャン野球教室の子たちは、ナゴヤドームが一番馴染みが深いでしょう。しかし、高校野球を観る子供たちも少なくありません。そこでいろいろ知る事でより面白くなるのではないでしょうか。

“甲子園って?”

 甲子園は兵庫県西宮市の地名ですが、その代名詞となっているのが阪神甲子園球場です!

 プロ野球では阪神タイガースの本拠地として知られていますが、実は全国中等学校優勝野球大会(現在の全国高等学校野球選手権大会)を目的に作られた日本初の大規模多目的野球場で、高校野球の全国大会が甲子園と呼ばれることでもおなじみです。また、アメリカンフットボールの全日本大学選手権の決勝も開催されるなど、これまで数々のスポーツの名シーンの舞台となってきました。

 野球だけではなく、アメリカンフットボールでも使われている事を知らない方も多かったのではないでしょうか。名古屋オーシャン野球教室も、本拠地を作り、いつでもイベントが出来るようにするのが夢の一つとなっています。

“阪神甲子園球場の歴史”

 甲子園という名前は、十干十二支の組み合わせである「甲子」にちなんで名付けられたものです。阪神甲子園球場が完成した1924年が、ちょうどその年だったためです。 

 大正時代にスタートした全国中等学校優勝野球大会は、それまでは同市内の鳴尾球場で開催されていました。中等学校野球の人気が次第に高まってきたことから、大会の主催者である大阪朝日新聞と鳴尾球場所有者の阪神電鉄によって建設が進められました。その後、さまざまな改修や周辺の開発が進められ、2010年に現在の阪神甲子園球場に至ります。球場外壁の蔦は建設当初からの特徴でもあります。

 人気が出てこそ新しくなるもの。名古屋オーシャン野球教室も人数がもっと増え、合宿やイベントを大規模にする様になれば、本拠地が現実味を帯びてくるでしょう。

“高校野球における甲子園”

 毎年8月に行われる全国高等学校野球選手権大会は「夏の甲子園」と呼ばれることが多くあります。各都道府県大会で優勝した合計49校によって、抽選で決められたトーナメント形式で行われる大会です。

 その始まりは、1915年に朝日新聞によって行われた全国中等学校優勝野球大会まで遡ります。当時は大阪の豊中球場で開催され、その後、前述した鳴尾球場を経て、阪神甲子園球場に変更。第10回大会以降、86年もの伝統を誇っています。

 3年生にとっては最後の公式大会であること、活躍すれば将来のプロ野球選手への道が切り開けることから、球児からは高校野球の聖地とされているだけでなく、日本中の国民が注目する大会となっています。

 毎年様々な感動、奇跡をおこす甲子園。今年はどんな感動が待っているのか、コロナの影響でどうなるかも不安ですが、開催されれば注目したいと思います。

“もう一つの甲子園”

 高校野球における甲子園は、夏の甲子園だけではありません。毎年3月下旬から4月上旬にかけて行われる選抜高等学校野球大会も、センバツと呼ばれるほか、「春の甲子園」としてもおなじみです。こちらは阪神甲子園球場が完成した1924年から、夏の甲子園の人気の高まりを受け、毎日新聞によって主催されている大会です。(正式には翌年1925年の第2回から甲子園で開催)。

 前年の秋季地区大会の成績を参考にした一般推薦校、2001年より導入された野球以外の分野で模範となるなどの理由で推薦された21世紀枠などによって選ばれた32の高校が出場します。球児にとっては聖地とされる甲子園でプレーできる機会が増えるほか、夏の甲子園にも繋がる重要な大会で、夏と同様に注目される大会となっています。

 今年は残念ながら中止になってしまった春の甲子園ですが、春夏連覇など、歴史に名を残す重要な大会の一つです。野球に対していろんな思いでくる大会でもあると思います。夏とは違った面白い見方が出来るので、是非来年は注目して欲しいです。

“甲子園の歴史をもっと知りたい方へ”

 2010年、阪神甲子園球場の外野スタンド内に甲子園歴史館がオープンしました。ここでは阪神タイガース、高校野球、甲子園ボウルに関する歴史がそれぞれゾーンに分かれて展示されています。

 高校野球ゾーンには、大会に出場した選手たちが記念に持ち帰るフィールド内の土や出場校の名が記されたボール、歴代の名場面、出場選手のユニフォームなどもあります。また、高校野球グッズ、テレビ局による過去の資料映像など、甲子園ファンにとってはたまらない場所となっています。

“最後に”

阪神タイガースの本拠地である甲子園。実はもともと高校野球のために作られたのが始まりだということはあまり知られていなません。それだけ高校野球の甲子園は伝統のある球場で行われる大会だということを考えると、これまで以上に注目していきたい。

 さらに名古屋オーシャン野球教室から甲子園球児が出る事を夢見て、これからもスクールに打ち込んで行きたいと思います。

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ゴールデンウィークについて

ゴールデンウィークですね。ゴールデンウィークにお出掛けできないなんて・・・今は仕方がないですね。コロナウィルスが収束する為にも外出は自粛しましょう。

「ゴールデン」な「ウィーク」。「黄金」の「週」。聞くだけでワクワクさせられるネーミングですね。誰が考えたのか?どこから生まれたのか?ゴールデンウィークの歴史や成り立ちについて書いていこうと思います。

ゴールデンウィークとは?

ゴールデンウィークとは、4月下旬~5月下旬に祝日が集中している大型連休の事を指します。「黄金週間」と言われることもあるとか。

本来は5月3日~5月5日の3日間でしたが、今では4月29日の昭和の日から5月5日までの7日間を指すことが一般的になっています。

また、ゴールデンウィークの前後に土日や振替休日が重なる場合は、10日程度の大型連休になる年もありますね。この時期に、普段行けない海外や遠出をする人も多いのではないでしょうか。

名古屋オーシャン野球教室の生徒達も、ゴールデンウィークに旅行に出掛けて、コーチ達にお土産をたくさん買ってきてくれます。ありがたや~

今年は遠出ができそうになく、残念ですね。コロナのばかやろー!!!

ゴールデンウィークはいつから始まった?

色々と調べてみると、砂金がロッキー山脈で4月末から5月初めの雪解け水によって多くとれたことから。だとか、マルコポーロが日本に来たのが5月初めだったという説があるみたいです。

※日本はその時代、「黄金の国ジパング」と呼ばれていた。

そして、一番有力なゴールデンウィークの由来は、日本映画界の造語だと言われています。

1951年に「自由学校」という映画が上映され、その上映された期間が今のゴールデンウィークにあたる日だったのです。興行成績がお正月やお盆の期間よりも良かったことから、この期間をラジオの「ゴールデンタイム」に掛けて「ゴールデンウィーク」と名付け宣伝したのが始まり。翌年の1952年に日本中に広まり、現在に至る。

※「ゴールデンタイム」とは、ラジオの聴取率が高い時間帯のことを言う。

ちなみに、NHKでは業界の宣伝になるようなことは禁止いる。なので、映画の業界用語である「ゴールデンウィーク」ではなく「大型連休」で統一している。

また、「1週間よりも長くなることがあるのにウィークはおかしい」だったり、休暇が取れない人から「休暇も取れないのに何がゴールデンで」などの抗議があったこと。カタカナや外来語を避けたいという理由からも「ゴールデンウィーク」の使用を避けているそうです。

いつからゴールデンウィークと呼ばれるようになった?

元々ゴールデンウィークは「飛び石連休」と呼ばれていました。

5月4日は祝日ではなかったですし、今では当たり前の週休2日制も一般的ではなく、土曜日が休日ではなかったためです。

それが、1985年に祝日法が改正され「祝日と祝日の間の一日が平日の場合は、その日を国民の休日とする」と決定し、5月4日が休日となった。

5月4日が「国民の休日」となり、少なくとも3連休ができたことから、「飛び石連休」という言葉は使われなくなり、「ゴールデンウィーク」と呼ばれるようになった。

そして、5月4日「国民の休日」は2007年に「みどりの日」という祝日となりました。

ちなみに近年では、「ゴールデンウィーク」にちなんで、秋の大型連休を「シルバーウィーク」と呼んでいますね。

「シルバーウィーク」は、最大で5連休。ですが、毎年必ずあるゴールデンウィークと違って、シルバーウィークは毎年あるとは限らないのです。

2020年は最大で4連休なので「シルバーウィーク」とは呼ばず、次回の「シルバーウィーク」は2026年の予定になっているそうです。

最後に

ゴールデンウィークって昔は「飛び石連休」と呼ばれていて、連休ではなかったのですね!!

名古屋オーシャン野球教室の生徒達にも教えてあげようかな?どんな反応をするのか楽しみです。平成生まれの人がそれを聞いてもどんな反応になるのか・・・きっと「最悪だ」と口を揃えて言うでしょう。

でも当時は、土曜日が休日ではなく日曜日しか休みのない日本人にとっては、たとえ飛び石連休だったとしても祝日が固まってあるのが嬉しくてたまらなかったでしょうね。

ゴールデンウィークが終わってしまうと、次の祝日がなんと約2か月後の「海の日」です。

7月の第三月曜日の海の日まで祝日がないと考えるとものすごく長く感じますね。

ですが、昔は日曜日しか休みがなかったのです!それを思うと「頑張れる!」そう思えますよね?

今年は新型コロナウィルスの影響で、4月5月と在宅勤務や学校休校などで外出自粛を余儀なくされていることと思います。慣れない日々をお過ごしかと思いますが「来年のゴールデンウィークを思いっきり楽しむ!」を目標に耐えましょう。

「ステイホーム」ではなく「エンジョイホーム」。考え方1つでこの過ごしにくい日々も楽しくなるのではないのでしょうか?頑張りましょう!!!

歯の持つ意味

 みなさんは、歯はなぜ生えているの?と聞かれたら何と答えますか?「食べ物を食べる為」と答える人が多いのではないでしょうか。もちろんそれも正解です。ですが、他にも様々な役割があります。

  • 食べ物を咀しゃくする

食べ物をしっかり咬みくだき、栄養の吸収を助け、胃腸への負担をやわらげる。

  • 食事を楽しむ

「歯ざわり」「咬みごたえ」などの感覚によって味覚を助け、食事の楽しさを広げる。

  • 異物をより分ける

硬い物などの異物を咬む感覚で見つけて、体内に取り込まれるのを防ぐ。

  • 発音を助ける

唇や舌の動きを助け、正しい発音をサポートする。

  • 表情を豊かにする

正しい歯並びや咬み合わせによって顎の骨の成長が促され、表情を豊かにする。

  • 瞬発力を生み出す

奥歯をきちんと咬みしめることで全身の筋肉のバランスが整い、瞬発力を発揮させる。

このように毎日の暮らしに不可欠な役割を担っています。

一本でも無くなると…

 大臼歯(奥歯)が1本なくなっただけで、ものをかみくだく能率は約40%も低下するといわれています。このため、消化器官に負担がかかり、栄養の吸収が悪くなるという悪循環が生まれます。

 また、上の前歯が抜けるとサ行、奥歯が抜けるとハ行、ラ行が発音しにくくなって、言葉が不明瞭になったり、顔の輪郭が変わって、表情が老けて見えたりするそうです。

歯を失った口元にはシワができやすくなり、よりその印象を強めてしまいます。見た目が気になることで、外出したくなくなってしまう方も少なくありません。歯を失うと、こういったさまざまな要素が重なって老化を早めてしまうことになるといわれています。

噛むことって…

咀嚼回数が減ったことにより、現代人のあごは昔の人に比べ、小さくほっそりしてしまいました。その影響で、最近の発育期の子どもたちは、永久歯が生えるスペースが不足し、歯並びが悪くなったり、噛み合わせが安定しない「咬合異常」になりがちです。さらに大人になって第三大臼歯(親知らず)の生え方の異常により、抜歯せざるをえなくなる場合もあります。

 そうならないためにも、強く、しっかりしたあごをつくる必要があります。離乳食の頃から歯の発育にあわせた、よく噛んで味わうことのできるメニューを考え、また、加熱時間を加減して適度な歯ごたえを残すようにします。さらに、しっかり噛むことができる丈夫な歯をつくるために、カルシウムやたんぱく質を充分にとることを心がける必要があります。

 もちろんよく噛むことが大切なのは、お年寄りも同じです。自分の口に合う義歯(入れ歯)の装着により、よく噛む食事をすることが、認知症、いわゆるボケを防ぐといわれているそうです。

このように、噛むという作業は、健康のためにとても大切なことで、またそのためにも丈夫な歯をもつことが大切です。

噛む事の意味

先程言ったように、噛むことで、食べものの味や食感等、様々な感覚情報が脳に伝えられ、脳が活性化します。よく噛むことで、脳の思考や学習等をつかさどる部位も活性化し、高齢者の記憶や認知機能が維持・向上するという研究結果もあります。

また、食べものを噛むことにより、神経系ホルモンが働き、ホルモンが脳の視床下部にある満腹中枢に届くと、満腹信号となって満足感が得られます。よく噛むことによって、より少ない量で満腹感を得られることがわかっており、食べすぎによる肥満予防、ひいては生活習慣病の予防にもつながります。

「ごはんを食べると太る」という誤解がありますが、ごはんは粒状でよく噛む必要があることから、噛む力を高めると同時に、消化時間が長く腹もちが良いため、間食の予防、肥満の予防にも効果があります。

歯を健康に保つために!

毎食後の歯磨きは欠かさず行うことが大切です。また、口内の細菌がもっとも繁殖しやすいのが睡眠中なので、とくに就寝前は時間をかけてていねいに磨く必要があります。

虫歯や歯周病など歯の病気にならない為、他にもいくつかの予防法があります。

●歯間部の清掃器具の併用

 歯ブラシだけでは、歯と歯の間の歯垢を完全に落とすことができません。この部分から歯肉の炎症が起きるケースが多いので、デンタルフロスや歯間ブラシ、洗口液などを併用すると良いです。

●定期的な検診

 歯周病の発生や進行を防ぐには、セルフケアに加え、プロによるケア、(年2~3回の定期健診や歯のクリーニング、歯石の除去など)を行うことが、とても大切です。

●口の中に合った歯磨き剤

 知覚過敏や歯周病用、フッ素配合など、薬局ではさまざまな歯磨き剤が購入できます。それぞれに特徴があるため、自分の口の中の状態に合わせ、2種類ほど併用してみて効果を確認してみると良いです。又、かかりつけの歯科医や歯科衛生士に相談してみると、よいアドバイスをくれると思います。

スポ-ツにおけるパフォーマンス力

まず、歯を噛みしめることで、筋力が4〜6%程度アップすることもあるといわれています。「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、アスリートにとっては、たった1%の違いでさえ、勝つか負けるかの大きな差になります。

次に、姿勢の安定効果です。試しに、首筋に手を当てたまま、ギュッと歯を噛んでみてください。首にある胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という筋肉などに力が入って硬くなり、首が安定することが分かりますか?

そして、体への影響だけでなく、脳の活動を促す働きも大きいのです。しっかり噛むと、認知機能をつかさどる前頭前野の血流がよくなるので、集中力と判断力が上がります。

マウスピ-スを付けるのはなぜ?

 プロ野球やボクシングなどを見ていると、マウスピ-スをつけている選手を多く見ます。パワーを最大限に発揮する為、マウスピ-スをつけていますが、今回は野球のポジション別にマウスピ-スがどのような役割を担っているのか紹介したいと思います。

(投手)
身体や頭部が常にセンターバランスで投げ込む選手は別だが、身体や頭部の傾きが行き過ぎないように踏ん張ったり、噛み込むことによって投球動作バランスを調整をする。その時マウスピースの役割は、どのポジションで噛み込むかによって、球速やコントロールのバランス調整に関連してくるパワーバランスポジションがある。
それを有効的に活用することによって、更なるパフォーマンスアップが期待できる。

(打者)
ボールをより遠くへ、強い打球をいかに打つか。これは作用反作用の法則に当てはまる。速球や、重い球質にバットが差し込まれない様にする為には、それに負けないくらいのバットスイングパワーが必要になる。
身体の力だけでなく、マウスピースを噛み込む力を利用して、更なるパワーを体を通じてバットに送り込む事が可能となる。

(野手)
野手の場合、柔軟性を求められることが多いが、送球時の踏ん張りや、コントロール性能を上げる為には、瞬間的な噛み込み(喰いしばり)が必要となり、マウスピースがその手助けとなる。

さいごに…

 このように、歯は食材をかみ砕くだけでなく脳とも密接に関係しており、様々な役割があります。名古屋オーシャン野球教室に通われている生徒さんも、最高のパフォーマンスをする為、この機会に歯の磨き方について見直してみてはいかがでしょうか。

“「病は気から」は本当だった!!ストレスはポジティブな行動で打ち消せる”

 心理的なストレスは体内の炎症を悪化させ、高血圧や糖尿病、心臓病などのリスクを上昇させることが知られています。ストレスに対しポジティブに対処することが、健康を長続きさせるために重要な役割を担っているという研究があります。

昔から病は気からと言いますが、実は本当の事だったようですね。昔の言い伝えや、言葉は今回のように科学的に見てみれば、理にかなっていると言うことが多々あります。昔の教えというのは守った方が良さそうですね。子供の頃は大人の言う事に納得出来ない事も多かったと思いますが、名古屋オーシャン野球教室の子供たちは、周りの言う事に耳を傾け、自分のプラスになる事を増やして成長してもらいたいものです。

“ストレス対処行動がうまくいくと炎症を軽減できる”

 ストレスを感じているときに、ストレスをどう受け止め対応したかを示す「ストレス対処行動」により、炎症状態が変化する可能性があるという調査結果を、ペンシルベニア州立大学の研究チームが発表しました。

 多くの人は、心理的なストレスを受けた時に、ストレスに対処しようと、ストレス対処行動を起こします。これがうまくいくと、ストレスによる負荷が軽減されることが分かっています。

 一方で、最近の研究では、慢性的な炎症が続くと、肥満、糖尿病などの生活習慣病や動脈硬化が進行しやすくなることが明らかとなっています。

 研究チームは、「良い方向へ解釈しようとする」(ポジティブな解釈)、「解決に向けて懸命に取り組む」(積極的な問題解決)という対処行動をしている人は、炎症の状態が軽い傾向があることを突き止めました。

 毎日のストレスは炎症の原因になりますが、ストレス対処行動によって軽減できる可能性があるそうです。

 ストレス解消に何かをする。というのはよくあると思います。こうゆう行動をとるのは人間にとって必要な事だったんですね。名古屋オーシャン野球教室のコーチたちは、ストレスがかかっても生徒たちの顔を見ることで、ストレスを解消している事でしょう!!ちなみに、私はここ数年体調を壊していません。これも名古屋オーシャン野球教室の子供たちのおかげかもしれません。

“8日間連続でストレスマーカーを調査”

 研究チームは、872人の成人に8日間連続で血液検査を受けてもらい、ストレスについて電話で毎日インタビューをし、ストレスをどのようなときにどれくらい感じたかを記録しました。さらに、その際に感じたことや、ストレス対処行動について報告してもらいました。

 免疫細胞から分泌されるタンパク質であるサイトカインを調べるIL-6の検査と、炎症が起こると血液中に増えるC反応性タンパク(CRP)を調べる検査を行い、自覚ストレスと対処行動との関連を調べました。

 ストレスの内容は、話し合いで解決できない困難な状況、人間関係での問題、差別、ストレスの多い場面を避けられないなど、さまざまでした。

 ストレス対処に関して、肯定的な反応と否定的な反応を調べ、ストレスマーカーと比べた結果、ストレス対処は人によってさまざまで、それに応じてマーカーも変化することが判明しました。

 ストレスとは少しズレてしまいますが、名古屋オーシャン野球教室では、諦めない気持ちや、嫌な事から逃げない強さ、様々な事を教えています。ストレスという精神的な部分を大好きな野球で内面を鍛える事で、ストレスを受けにくくなったりするのではないでしょうか。さらには、大好きな野球でストレスを解消するという、2倍効果になるのではないでしょうか。

“ストレスに対処できる能力を高めれば炎症反応を抑えられる”

 「自覚ストレスが高く肯定的に対処できている人ほどストレスマーカーが低く、逆に否定的な感情をもっているとストレスマーカーは上昇しました」と、ペンシルベニア州立大学の高齢医療センターのデータがあります。

 ストレスに対しポジティブに対処できている人は炎症マーカーが低く、逆に対処できていない人ほど炎症が引き起こされやすいそうです。この傾向は男性だけでなく、女性でもみられます。

 高血圧や糖尿病などの生活習慣病や認知機能の低下は、年齢を上昇すると発症率が上昇しますが、ストレスも危険因子となることが知られています。

 「”病は気から”という言葉の通り、ストレスに対処できる能力を高めることで、体の炎症反応を抑えられる可能性があります」と研究者は述べていました。

 今回のコロナウイルスには効果があるのかはわかりませんが、日本中だけでなく、世界中が暗い状態になっています。不安や焦り、苛立ちなどがあるとは思いますが、日々笑顔を作り、明るく生きて、これからの事を楽しく話し合う事が出来れば、科学的な部分だけでなく、精神的にもコロナウイルスも終息に向かってくれるのではないでしょうか!

 日本中、世界中とは言わずとも、名古屋オーシャン野球教室だけでも、明るく乗りきり、早く安心な生活を取り戻しましょう!!