【手には目にわ見えない菌がいっぱい!】
毎回きちんと手洗いできていますか?
「面倒くさいから…」「時間がないから…」という理由だけで、きちんと手を洗わなかったりしていませんか?
きちんと手洗いしていないと、手には目に見えないバイ菌・ウイルスがいっぱいついています。
【手や指は菌の運び屋??】
熱、鼻水、咳、くしゃみ…。
風邪は誰もが一度はかかったことのある病気といっても過言ではないでしょう。
風邪の8~9割はウイルスが原因といわれ、成人では、平均1年に2~3回、小児では5~6回も風邪ウイルスに感染しているというデータもあります。
では、この風邪ウイルスはどうやって感染するのでしょうか?もちろん、くしゃみや咳でも感染しますが、意外なことに「手」を介した感染が、一番多い感染パターンになるのです。
「鼻をかむ」、「鼻を手でこする」、「くしゃみ・咳を手で覆う」。
この時、ウイルスが手にたくさん付着します。この手で、電車の吊革、手すり、ドアノブに触れると、そこにウイルスが付着。そこを別の人が触れ、その手で鼻や口のまわりを無意識に触れることで感染が起こるのです。
ある調査によると、風邪ウイルスの1種であるライノウイルスをコーヒーカップの柄に付着して使用させたところ、約50%の人が感染したとの報告もあります。
【正しい手洗いの手順】
①まず、全体をよく濡らします。
→泡立ちが良くなります
②しっかりと石けんをつけます。
→泡が経つぐらい使いましょう。
③お祈りの形で手のひら同士をこすります。
→面が大きいのでしっかりこすりましょう
④手の甲を反対の手のひらでこすります。
→意外と忘れがち!!
⑤指同士をクロスさせ指の間をこすります。
→付け根までしっかりこすろう!
⑥親指をもう片方の手で揉み洗いします。
→一番よく動く場所なので丁寧にね!
⑦指先を反対の手のひらで揉み洗いします。
→爪の間もよく洗おう!
⑧両手首まで洗いましょう。
→袖から出てる部分もきれいにね!
⑨泡が残らないように流しましょう。
→すみずみまで丁寧にね!
医療の高度化、高齢化に伴い、病院には重症の基礎疾患をもつ易感染者(バイ菌が体内に侵入した時に排除しようとする機能の働きが非常に弱く感染にかかりやすい人)が大勢います。『手』がバイ菌を運ぶ最大の原因であることが分かっており、感染防止のために手洗いが最も有効とされています。手指衛生には石鹸と流水、病室前の擦式アルコール製剤を用いる方法がありますが、どちらでも結構です。ただし、汚れがあるとその下には消毒薬が浸透しないため、汚れがある場合は石鹸と流水を用いた手洗いを行います。また、便には多くのバイ菌が含まれ、アルコールの効かないものもあるため、排泄後も石鹸と流水を用いた手洗いを行います。
参照
【意外と見落としがち!?気をつけるポイント】
最近、大人や子供の手が荒れて炎症の
ような症状が出てきている人が多くなっています。症状が多い部位は「指の間」「手首周り」「手の甲」などです。
その理由としてあげられるのがなんと『手洗い』なのです!
手を清潔に守るための行為のはずなのに
どこに原因があるのでしょうか。
その答えは
【泡の洗い残し】なのです!!!
せっかくきれいに手を洗っても最後に
流水で洗い落とすことができていなければ
逆にダメージを与えてしまうことに繋がるのです。
明日から洗う時間と同じぐらい流す時間
にも注目してみてください。
名古屋オーシャン野球教室では
保護者の皆様とお子様にためになる情報を
発信していくので是非ご覧ください。