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(必見)子供達へのゲームの影響

ネット社会で家の中でゲームばかりやっているという声を保護者の方からよく耳にします。

ゲームばかりやっていたらそれは多方面で悪影響を及ぼしますが、全くやらないということが正しいのでしょうか?

ゲームの与える影響について今日はお伝えします。

名古屋オーシャン野球教室に通っている子も参考にしてくれたら嬉しいです。

ゲームが子どもに良い影響があるとの研究結果がある一方、暴力的ゲームや学業への悪影響も知った上で、ゲームばかりする子や中毒な子どもへの対処法を知っておいた方がいいですね。

現代の生活では、場所の面から、また治安面からも、学校から帰るとランドセルを置いて、夕暮れまで外で遊ぶ、とはなかなかいきません。

ゲームならば屋内で手軽に安全にできますし、子供達も大喜び。スクリーンや携帯型端末に向かう子供達の意欲といい表情といい……とても楽しそうにしています。

一方、昨今の文部科学省による調査では「外遊び時間の減少による子供達の体力低下」や、「ビデオゲームに費やす時間と学力低下の相関関係」なども報告されています。子供達を夢中にさせ、現代の家庭生活にフィットするゲーム。今回は良い影響と悪い影響を見つつ、では親として何ができるのかを考えていきたいと思います。

ゲームが与える良い影響

①創造力が増す

ミシガン州立大学教授リンダ・ジャクソン博士が、12歳児を対象に行った研究では、普段テレビゲームをしている子の方がそうでない子より、創造力が高かったという結果が出ました。「現代のゲームにある複雑なキャラクターやストーリー設定は、子供の問題解決能力を高め、ゲーム以外の場に応用する力を促進する」とジャクソン博士は言います。

②視覚空間推論力が増す

アリゾナ州立大学のクリストファー・サンチェス博士は、ゲームにより、数学やサイエンスに必要な視覚空間的な認知力や推論力が高まると報告しています。大学生に25分間ゲームをさせ、その前後をテストしたところ、スコアがアップしていたそうです。

③反射的に注意を切り換える力が増す

素早く視点を移して何かを見つけたり、瞬間的に切り換えることのできる注意力が高まるといいます。本を読んだり、地図を見たり、数学の問題を解くことに役立ちます。イタリアのサンドロフランセチーニ大学の研究では、読むことに困難を抱える読字障害の子にアクションビデオゲームをさせたところ、読む力が改善されたと言います。

ここまで見ると、「テレビゲームを子供にさせない手はない!」とも思えますが、同時にいくつもの研究が、その「マイナス面」について報告しています。

ゲームが与える悪い影響

①じっくり取り組む集中力が落ちる

自ら何かに集中し、じっくりと取り組む力が低下すると示す研究もあります。ゲームに費やす時間が多いほど、教室内で集中しづらくなるという比例関係が指摘されるのも、このためではないかとされています。

②学業不振

これは言わなくても分かることだと思いますが、研究成果からも読み取れます。

デニソン大学のロバート・ワイズ博士とブリタニー・セランコスキー博士の研究では、6歳から9歳までの男の子をテレビゲームを「購入した/ しなかった」グループに分け比較したところ、購入した生徒の方が成績が下がったと言います。

そして全員の毎晩の時間配分を調査すると、ゲームを購入した子供の方が、宿題や読書など他の活動にかける時間が減っていたとのこと。

つまり学業不振は、テレビゲーム自体の問題というよりは、限られた時間の中でゲーム以外のことにかける時間が減るためと結論づけられています。

③暴力的なゲームが引き起こす問題行動

ゲーム内での暴力的なシーンが、子供の行動に悪影響を与えるとする研究は多くあります。

また、より暴力的な内容のゲームを長時間プレイしている子供のほうが、学力が低下し、より攻撃的であったりと問題行動が増えると報告されている研究があります。

テレビゲームとうまく付き合う4つのヒント

ゲームのマイナス面の影響を少なくするには、他の活動とのバランスをとること、そして内容を選ぶことが重要です。そのために役立つヒントを見ていきましょう。

①子供と一緒にスケジュールを可視化する

1日そして1週間のスケジュール表を一緒に作ってみましょう。「こうしなさい」と親が作ったものを示すよりも、子供自身がアイデアを出し一緒に作ったものは、本人もより計画的に進めようと思うはずです。

宿題はいつしようか?外で遊ぶ時間はどこに入れたらいいかな?と話し合いながら、全体のバランスを可視化してみましょう。

 ②ゲーム以外の他の楽しみをつくる

「ゲームをしてはだめ!」と頭ごなしに禁止するよりも、「他の楽しみ」を体験させることで、よりスムーズに導いていくことができます。公園でお友達とキャッチボールをする、創作玩具や折り紙から飛行機や動物が生まれる、そうした身体を使い、創作する「楽しさ」を体験する機会を、できる範囲で多く作ってやりましょう。

 ③なるべく目や手の届かないところに収納する

小さな子ほど、目に付きやすいところにゲームがあれば、プレイしたくなってしまいます。スケジュールで決めた時間以外は、ゲーム機やタブレットなども、なるべく子供の視野に入らないところにしまうのも一案です。また年齢に合わない過激な内容のものは、なるべく近くに置かないようにしましょう。

 ④親子で一緒にゲームをしてみる

時には子供と一緒にゲームを楽しんでみるのもおすすめです。子供が夢中になっているものを共に体験しゲームの時間を交流の時としてみることで、子供との距離も近くなり、ゲームと生活のバランスをどう取るかの話し合いもよりスムーズに進みます。共通の話題が増え、普段の会話も増えます。親自身普段使っていない脳の箇所が、活性化されるという利点もあるかもしれませんね。

まとめ

何でもやりすぎは良くないですね。

ただ頭ごなしに否定するのではなく、それぞれにあったやり方でゲームの影響を良い方向に持っていけると良いと思います。

ゲームより夢中にさせたい何かを探している方は是非、名古屋オーシャン野球教室へ体験にいらしてください!笑

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