『何で勉強しないといけないの』
これを考えたことのある人や子供から言われたことのある保護者の方、いらっしゃるのではないでしょうか。
子供の頃から勉強し、何となくやらないと困ると思っている子供も多いはず。
特に将来の為に勉強している子がたくさんいます。では過去に勉強してきたことで役立っていることはどのくらいありますか??
正直、就職してから学ぶことが多かったりしていませんか?
名古屋オーシャン野球教室に通う子達も勉強苦手な子をよく耳にします!笑
「将来役に立たないことを、なぜ学校で勉強しなければいけないのか」という理由を、考えてみた結果、この3つだと思いました。
①本当に将来使うため
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学校で覚えたことや知識は、意外と、将来使うときがあります。
たとえば、計算をしたり、文章を書くことはもちろんありますし、英語も分かると本当に便利だし、あと、テレビのクイズ番組を見ていても、知識があると、見ていて分かるから楽しくなります。
歴史を知っていると、人と話す幅も広がりますし、人から「すごい」と思われるので、やっぱり、知っておいた方が良いですね。
学生のときは、「これって将来、本当に使うのかな?」と思っていたことも、大人になってみると、実際に使うことはたくさんあります。
将来のことは誰にも分からないので、何をいつ使うのかは、学生のときには分からないのですが、実際には、大人になってから使うことはたくさんあります。これが、勉強しておいたほうが良い1つ目の理由です。
②経験値になる
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ただ、そうは言っても、「連立方程式」や「因数分解」は、大人になってから実際に使うのかと言われると、正直言って、私は、大人になってから使ったことはありません。 たぶん、私だけではなくて、数学が必要な専門職以外の人は、ほぼ使っていないはずです。
ではなぜ、大人になってから使わない可能性が極めて高い、このような難しいことも、学生のときに勉強した方が良いかと言うと、大人になってから活きてくるからです。
大人になってからも、覚えなければいけないことは、たくさんあります。 生きていく上で、やっぱりお金は必要なものになるし、そのお金を稼ぐためには、仕事をしないとお金を得ることができませんが、その仕事をする上で、覚えなければいけないことは、たくさんあります。
学生のときに、「将来使わないから」とか、「難しいから」という理由で、難しいことを覚えようとしなかったら、大人になってからも、「俺って難しいことを覚えることができなかったから、今回も覚えれないよな・・」という感じで、諦めてしまいます。
逆に、学生のときに、難しいことでも勉強をして、覚えたっていう経験があると、「あんなに難しいことでも勉強して覚えられたんだからと思うことができます。 この経験が、将来活きてきます。
学生のときに、自分が頑張って覚えた経験が、将来に活きてくる。大人になったときに、難しいことや困難があったとしても、「俺はできる!」と思い込むことができるから。
人生って、できないとつまらないです。
分からないことをやるのは辛いし、面白くないし、勝負でいつも負けていたら楽しくないし、仕事ができないと、「お前ってダメだよね」と言われて、嫌な気持ちになるし、知識がないと損をすることって本当に多いです。だったら、できるようになったほうが良いと思いませんか?
できるようになると、面白くなってくるし、勝負で勝ったら楽しいし、知識があると、得をすることが多いですよ。
結局、自分に自信が持てる根拠は、「過去に自分が何ができたのかっていう経験だけ」です。
過去に自分が、「辛くても頑張ることができた」とか、「難しいことでも覚えることができた」という経験が、大人になってからも、「昔、俺はできたんだから、今回も俺はできる!!」と思い込むことができるんですよ。
「連立方程式」や「因数分解」は、確かに、大人になってからは使わない可能性が高いです。 でも、このような難しいことでも、頑張って勉強して、覚えることができたっていう経験は、他の人は絶対に奪うことができない、自分にとっての本当に大きな財産になります。
だから、この「大きな財産」を得るために、学生のときに勉強をしておいたほうが良い、というのが、2つ目の理由です。
難しいことでも覚えることができたという経験は、他の人は奪うことができない、とても大きな財産になります。
③問題解決できるようになる
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そして、3つ目の「問題を解決できるようにするため」というのは、大人になってから、問題というのは、度々起こります。たとえば、出かけようと思ったら車のエンジンがかからなくなっていたり、テレビが急に壊れたりするなどです。
また、仕事をしていても、システムが急に動かなくなったり、お客さんから考えもしなかった質問を受けたり、人間関係で、なんかよく分からない問題も起こります。
そんなときに、私たちは問題解決をします。このような問題は、具体的な手順や、最も正しい正解が分からない場合が多いので、自分で考えて、その都度、自分で対応していく必要があります。
だから、学生のときに勉強をして、テストとかを受けて、「自分で考える」という力を身につけておくことは、本当に大切なことになります。
学校で勉強した内容が、大人になってからそのまま出題されるわけではありません。 「台形の面積」を求める機会も、大人になってからは、ほとんどありません。
でも、学生のときに勉強をして、知識を得ておくと、それらの知識を組み合わせることで、新しい問題にも、対応することができます。
別の知識や経験が組み合わさることで、大人になってから起こる問題にも、対応することができるようになるということです。
まとめ
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大人になるとあの頃もっと勉強しておいた方が良かったなと思う時があります。
子供からしたら大人になったイメージを持てないのは当たり前です。
ただ勉強をやるのではなく、何故やらなければいけないのかを分かっていてやると違うかもしれないです。
名古屋オーシャン野球教室では考える力を育てています。
言われて動くロボットではなく、自ら意志をもって考え行動できる自立心の育成を行っています。